身体を「感じる」ボデイワークセラピスト櫻井佳子さん

わたしがボデイワークで大切にしているのは
『身体を感じて頂く』と言うことです・・・

そうお話してくれたのは、
ボデイワークセラピストの櫻井佳子さん。

櫻井さんは現在、墨田区で
身体メンテナンス処Agate
を経営しています。

その他にも、墨田区の
コミユニテイーセンターとのタイアップで、
月に一度、
「♪すみだキラキラママのつどい♪」を主催されており、
ママ達が安心して集い、
楽しく子育てをするための”情報交換”の場を設け、
ママ達が持っているスキルを生かし
毎日キラキラと輝きながら過ごすための場を
提供する事を目的として活動されています。

なんと会の発足は2010年！と言うから驚きです！

ＤＥＬＩＧＨＴからも、理念に共感した
代表のあきえさん、友香さんをはじめとするメンバーが
度々参加させていただいています。（多謝＾＾）

さて、櫻井さんがおっしゃっていた
「身体を感じる」ワークって、
一体どんな風なんだろう？と
早速始まったボデイワークに密着です。

櫻井さんの施術は、とにかく丁寧！
クライアント様の身体に触れながら、
コリや痛みの「根本原因」を
じわじわとスキャニングしてゆくのです。
そしてこのスキャンの精度が抜群に高い！

「肩が凝っているとクライアント様から言われても、
肩だけ揉んでもダメなんです。
〇〇さんの場合は、
土台の背骨をゆるめてあげてからでないと・・・
あと肋骨の動きも良くなると、ストレスに強い
お身体になると思います。」

人の身体はひとりひとり違うと言いますが、
櫻井さんの施術は、ほぐし方も当然「オーダーメイド」。
これが人気の秘密なのだなあ・・と、
美しい所作の施術にしばし見入ってしまいました。

「『身体を感じてもらう』
に関しては、『痛いのか？硬いのか？動き易いのか？
動き辛いのか？動かないのか？動かせないのか？
身体は楽なのか？辛いのか？』等々、
自分の体に目を向けて、
自分の身体を感じて貰う事を意識して声掛けしています。」

きめ細やかなクライアント様への数々の声かけの中でも、
施術中、櫻井さんが時々クライアント様に、

「怖いですか？」

と声をかけていたのが個人的に気になりました。
後でそのことについて尋ねると
こんなお話をしてくださいました。

「人って、凝っている筋肉を揉まれた時には、
”痛い”って感じるんですが、
”関節”に問題がある時には
”怖い”って感じるんです。
なので、クライアント様の動きに
”怖い”と感じているであろう反応があった時には
”怖いですか？”と尋ねています。」

櫻井さんからそう聞いた時、
私が最近まで通っていた整骨院でのワンシーンが
思い出されました。

施術中、「痛い」時には「痛い」と言えたのですが、
なんと伝えれば良いのか、分からない瞬間がありました。
それは大概、身体を揉まれている時ではなく、
足を大きく開いたり、首の関節を普段はしない位置に
動かされたりする時だったのですが、
私はあの時本当は「怖い！」と言いたかったんだなあ・・と
気づいたのです。

大人になってから「痛い」は言えても、
咄嗟の「怖い」って
なかなか人に対して声に出して
言い難くないですか？＾＾；

でも櫻井さんは、しっかりと
自分の身体と向き合うと決めたクライアント様の
「怖さと言う感情＝恐れ」に伴走しながら
施術をしてくださっている。

だから皆さんが、
安心して身体をゆだねられているのだと言うのが
よくわかりました。